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藤圭子とは?

ふじけいこ

藤圭子は、哀愁を帯びた低音と圧倒的な表現力で「怨歌(えんか)の女王」と称された昭和の伝説的歌手で、歌手・宇多田ヒカルの母としても知られます。

藤圭子(1951〜2013年)は、岩手県出身の演歌・歌謡曲歌手です。本名は阿部純子といい、1969年に「新宿の女」でデビューしました。

デビュー曲「新宿の女」は発売と同時に大ヒットし、10代の少女が歌う「怨歌(えんか)」として社会的な話題を呼びました。暗い人生体験を経て形成されたとも言われる、独特の暗さと情念を帯びた歌声は「演歌」を超えた「怨歌」として受け止められ、当時の閉塞した社会情勢の中で圧倒的な共感を集めました。

代表作と主な特徴を挙げると以下のとおりです。

  • 「新宿の女」——デビュー曲にして大ヒット、社会的ムーブメントとなった
  • 「女のブルース」「圭子の夢は夜ひらく」——立て続けのヒットでスターとしての地位を確立
  • 低く深みのある声——女性歌手としては異色の音域で独自の世界観を創出

1979年に一度引退しましたが、その後復帰し活動を続けました。プライベートでは音楽プロデューサーの宇多田照實と結婚し、世界的シンガーソングライターの宇多田ヒカルを儲けたことでも知られています。2013年に逝去しましたが、その圧倒的な個性と歌唱は今なお多くの人の記憶に刻まれています。

使い方・例文

昭和の歌謡史を語る特集番組や、宇多田ヒカルの半生を紹介するメディアで「藤圭子」の名前が取り上げられます。

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