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藤原佐理とは?

ふじわらのさり

藤原佐理とは、平安時代中期の貴族・書家で、「三蹟」のひとりに数えられる日本書道史上最高峰の能書家です。

藤原佐理(ふじわら の さり、944〜998年)は、平安時代中期に活躍した公卿(くぎょう)であり、日本を代表する書家のひとりです。藤原忠平の孫にあたる家柄で、官人としては大宰大弐(だざいのだいに)や参議などを歴任しましたが、その名を後世に伝えたのは何より書の才能でした。

佐理は小野道風(おのの とうふう)・藤原行成(ふじわら の ゆきなり)とともに「三蹟(さんせき)」と呼ばれ、平安時代の「和様書道(わようしょどう)」を大成した三大能書家のひとりとして位置づけられています。三蹟の中でも佐理の書風はもっとも個性的で奔放とされ、自由闊達な筆の動きと大胆な構成が特徴です。

代表的な遺品には、「離洛帖(りらくじょう)」「枡形本和漢朗詠集(ますがたぼんわかんろうえいしゅう)切」などがあります。「離洛帖」は国宝に指定されており、宮中の用で急遽京を離れた際に書いた手紙で、その躍動感あふれる筆致は当時から高く評価されました。

佐理の書は後の仮名書道の発展に大きな影響を与え、「佐理様(さりよう)」と呼ばれる書風として継承されました。現代でも書道の古典として学ばれています。

使い方・例文

書道の手本として平安三蹟の作品が用いられることが多く、藤原佐理の「離洛帖」は国宝として現在も重要な古典の一つとされている。

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