葛西薫とは?
かさいかおる
葛西薫は、日本を代表するグラフィックデザイナーで、余白と静けさを活かしたシンプルかつ深みのある表現で知られます。
葛西薫(かさい かおる、1949年〜)は、北海道出身の日本を代表するグラフィックデザイナーです。桑沢デザイン研究所を卒業後、仲條正義に師事し、その後サントリーの広告などを手がける株式会社サン・アドに入社して長く活躍しました。
葛西のデザインは、過剰な要素を削ぎ落とした極度のシンプルさと、余白の使い方の巧みさが特徴です。文字と写真、あるいは文字だけで構成される広告であっても、見る者の心に深く刻まれる独特の静けさと品格があります。タイポグラフィへの繊細なこだわりも有名で、日本語書体の選択と組み方に対して一貫した美意識を持っています。
主な仕事として以下のものが挙げられます。
- サントリーの長年にわたる広告・販促物
- ユナイテッドアローズのビジュアルアイデンティティ
- 「中央公論」「暮しの手帖」などの雑誌の装丁・デザイン
- 映画や音楽作品のポスター・パッケージ
東京アートディレクターズクラブ(ADC)賞や毎日デザイン賞をはじめ多くの賞を受賞し、後進の育成にも尽力しています。デジタル化が進む時代においても手仕事の感覚と人間的な温もりを大切にする姿勢は、若い世代のデザイナーから強く支持されています。
使い方・例文
広告やブランディングの事例研究で、葛西薫が手がけたサントリーのポスターは「日本的ミニマリズムの傑作」として紹介されることがあります。
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