芳沢謙吉とは?
よしざわけんきち
芳沢謙吉は、戦前日本の外交官・政治家で、中国・ソ連をはじめ各国での外交交渉を担った外務大臣です。
芳沢謙吉(よしざわ けんきち、1874〜1965年)は、日本の外交官・政治家で、戦前の昭和期に外務大臣(1931〜32年)を務めました。長年にわたる外交キャリアを持ち、東アジア・ヨーロッパ外交の第一線で活躍しました。
東京帝国大学卒業後に外務省に入り、清国(中国)・フランス・ベルギーなど各国で外交官として経験を積みました。中国語に堪能で、北京・上海での勤務も長く、中国情勢に精通した専門家として知られていました。
1931年の満州事変勃発直後、犬養毅内閣の外務大臣に就任しました。満州問題の国際的対応が最大の課題でしたが、軍の独走と国際連盟の動向に挟まれた難しい立場に置かれました。国際連盟での外交対応や列国との折衝を担いましたが、五・一五事件による犬養内閣の崩壊とともに退任しました。
その後もソ連・フランス大使などを歴任し、長い外交官生活を締めくくりました。学識と語学力を備えた職業外交官として戦前日本の外交を支えた人物です。
使い方・例文
満州事変期の国際外交や、戦前日本の職業外交官のキャリアを調べる際に登場する人物です。
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