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自己奉仕バイアスとは?

じこほうしばいあす

自己奉仕バイアスとは、成功は自分の能力のおかげ、失敗は外部のせいだと帰属させる心理的傾向のことです。

自己奉仕バイアス(self-serving bias)とは、自分の行動や結果について、好ましい結果は自分の能力・努力才能によるものと捉える一方、不都合な結果は環境・運・他者・状況のせいにするという認知の歪みです。社会心理学における代表的な認知バイアスの一つです。

このバイアスが生じるメカニズムには主に二つの観点があります。

  • 認知的要因:自分の期待に合う情報を優先して記憶・解釈するため、成功体験は「自分がうまくやった」と解釈しやすい
  • 動機的要因:自尊心や自己イメージを守るために、自分を良く見せようとする心理が働く

日常のさまざまな場面で見られます。たとえば、試験で高得点を取れば「自分が頑張ったから」と感じ、低得点なら「問題が難しすぎた」「体調が悪かった」と考える傾向がこれに当たります。また、スポーツチームが勝てば選手が「自分たちの実力」と語り、負ければ「審判の判定が悪かった」と言うケースも典型です。

自己奉仕バイアスは自尊心を保護し精神的健康を守る機能がある一方、過度になると自己改善の妨げ・対人関係の悪化・責任回避につながる問題も指摘されています。自分の行動を客観的に振り返るメタ認知の習慣が、このバイアスへの対処に有効とされています。

使い方・例文

プレゼンがうまくいったとき「自分の準備が万全だったから」と思い、うまくいかなかったとき「聴衆の反応が悪かった」「機材トラブルのせい」と感じるのは、自己奉仕バイアスの典型的な現れです。

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