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終末論とは?

しゅうまつろん

終末論とは、世界や歴史の終わりについて論じる思想・教義の総称であり、宗教・哲学文化の各領域で展開されています。

終末論(しゅうまつろん)とは、世界・宇宙・人類の歴史が最終的にどのように終わるかを論じる思想体系の総称です。ギリシャ語の「エスカトン(eschaton=最後のもの)」に由来し、「エスカトロジー(eschatology)」とも呼ばれます。宗教的な文脈だけでなく、哲学文学・現代のポップカルチャーにも広く影響を与えている概念です。

宗教的終末論の主な例として次のものが挙げられます。

  • キリスト教:最後の審判・キリストの再臨・天国と地獄への振り分けが説かれ、ヨハネの黙示録がその代表的な記述
  • イスラーム:審判の日(キヤーマ)に神が全人類を裁くとされる
  • ユダヤ教:メシア(救世主)の到来と選ばれた民の救済を中心に据える
  • 北欧神話:神々と巨人族の最終決戦「ラグナロク」が世界の終わりとして描かれる

世俗的・哲学的な終末論としては、熱力学的な宇宙の熱的死、環境問題・核戦争・AI暴走などによる文明の崩壊を論じるものがあります。歴史哲学においても、ヘーゲルやマルクスが歴史の目的論的な終着点を想定したことが終末論的思考と関連づけられることがあります。

現代ではSF映画・小説・ゲームにおいて終末論的な世界観が多数描かれており、文化的想像力の源泉となっています。終末論は単なる「滅びの予言」にとどまらず、現在の生き方や社会のあり方を問い直す鏡としての機能も持っています。

使い方・例文

ヨハネの黙示録は新約聖書の最後に置かれたキリスト教の終末論的文書であり、七つの封印・ラッパ・鉢の幻視によって世界の終わりと神による最後の審判を象徴的に描いています。

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