矜持とは?
きょうじ
矜持とは、自分の能力や信念・立場に対して抱く、誇りや自負、そしてそれを守ろうとする気概のことです。
矜持(きょうじ)とは、自分自身の能力・技術・信念・役割・立場に対する誇りや自負心、そしてそれを大切にして妥協しまいとする気概や品位を指す言葉です。「プライド」に近い意味で使われますが、矜持はとくに職業的な誇りや信念に基づいた揺るぎない自己評価、誠実さを伴う点に重みがあります。
矜持の主な特徴は次の通りです。
- 単なる自慢・見栄とは異なり、自分の内面や技量・信条に根ざした内側からの誇りである。
- 「職人としての矜持」「医師としての矜持」のように、専門的・社会的役割と結びついて用いられることが多い。
- 困難な状況や誘惑があっても自分の信念や基準を曲げない、という意志の強さを含む。
矜持はポジティブな自己評価の表れであり、高い品質・誠実な仕事・倫理的行動の動機となります。一方、矜持が強すぎると他者の意見を受け入れにくくなったり、プライドの高さが柔軟性を欠く原因となることもあります。
日本語では「矜持を持つ」「矜持を保つ」「矜持を傷つける」などの形でよく使われ、人物の内面的な強さや品格を表現するときに選ばれる言葉です。
使い方・例文
長年修行を積んだ職人が、利益のためであっても手を抜いた仕事は断る場面は「職人の矜持」の典型例です。ビジネスの場でも「プロとしての矜持を忘れない」という表現で使われます。
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