百年目とは?
ひゃくねんめ
百年目とは、長い間隠してきた秘密や悪事がついに露見してしまう場面を意味する日本語の慣用表現です。
百年目(ひゃくねんめ)は、「長年にわたって隠し続けてきた悪事や秘密がついにばれてしまった、まさにその瞬間」を表す日本語の慣用句・慣用表現です。「これが百年目だ」「百年目を迎えた」などの形で使われます。
語源については諸説あります。「百年に一度しかないほどの重大な節目」という意味から、取り返しのつかない決定的な瞬間を指すようになったと考えられています。また、江戸時代の落語・滑稽本の世界で広まったともいわれています。
落語の演目にも「百年目」という演目があります。これは、普段は主人に厳しく仕える番頭が、花見で酔って羽目を外したところをたまたま主人に見つかってしまうという内容で、「日頃の偽りが露見する」という百年目の意味を体現したストーリーです。この落語の人気も、慣用句としての「百年目」の定着に寄与したとされています。
現代でも、長年続けてきた不正が発覚したときや、ずっと隠していた事実が明るみに出たときに「まさに百年目だ」と表現することがあります。単に偶然の露見だけでなく、「もうこれ以上は逃れられない」という観念・諦めのニュアンスも含まれます。
使い方・例文
長年にわたって不正経理を続けてきた担当者が、外部監査で突然発覚してしまった場面を「百年目だ」と表現することがあります。落語「百年目」では、厳格な番頭が主人に素行を見られてしまう場面が、この言葉の典型的な使い方として知られています。
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