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白瀬矗とは?

しらせのぶ

白瀬矗は明治・大正期の陸軍軍人・探検家で、日本人として初めて南極大陸に上陸した人物として知られます。

白瀬矗(しらせ のぶ、1861〜1946年)は、秋田県出身の陸軍中尉・極地探検家です。幼少期から北極探検を志し、独学で極地への情熱を育てました。国内外からの資金難や困難を乗り越え、民間の後援と国民的な寄付を集めて南極探検を実現させたことが特筆されます。

1910年に開南丸で日本を出発した白瀬は、1912年1月に南極大陸の棚氷(ロス棚氷)に上陸し、内陸へ雪中行軍を行いました。到達した地点を「大和雪原」と命名し、日本の国旗を立てて領有を宣言しています。同じ時期にノルウェーのアムンゼン隊が南極点初到達を果たしており、白瀬隊は南極点には及びませんでしたが、日本人として初めて南極に足を踏み入れた記念碑的な存在です。

探検の意義は次のように整理できます。

  • 日本人の南極初上陸という歴史的達成
  • 過酷な環境下での海洋・気象データの収集
  • 国民的な関心を集め、極地探検への機運を高めた
  • 現在の日本の南極観測活動の精神的原点

白瀬の功績は長らく正当に評価されなかったものの、晩年には各方面から顕彰され、秋田県にかほ市には記念館が建てられています。

使い方・例文

「日本人初の南極上陸者」として社会科や地理の授業で取り上げられるほか、南極観測の歴史を解説する書籍や番組に頻出する人物です。

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