白澤とは?
はくたく
白澤とは、中国の伝説に登場する霊獣で、あらゆる妖怪や魔物の知識を持ち、人間に厄災を告げるとされる瑞獣です。
白澤(はくたく)とは、中国の古典に伝わる伝説上の霊獣(瑞獣)です。白い毛並みを持ち、人の言葉を解し、天地の理と万物の妖異に精通しているとされています。その姿は牛に似た白い体に複数の目と角を持つと描写されることが多く、文献によって細部は異なります。
白澤に関する記述の起源は中国の古典にさかのぼります。黄帝(こうてい)が東方を巡幸した際に白澤と出会い、天下の妖怪・鬼神1万1520種についての知識を授けられたという伝説が有名です。黄帝はその内容を書き記させ、「白澤図」を作成したとされますが、原本は現存せず、断片的な記録が各地の文献に残っています。
白澤の持つとされる特徴と意義は次のとおりです。
- 万物の妖怪・魔物の正体と対処法を知る「百科全書的存在」
- 厄災や異変を予知して人間に警告を与える予言獣としての側面
- その姿や名前が魔除け・護符として用いられてきた信仰的側面
日本には平安時代以降に白澤信仰が伝わり、白澤の図像を旅の護符として携帯したり、枕元に置いて悪夢を払う風習がありました。現代でも妖怪・幻獣を扱うゲームや漫画・小説に登場する人気キャラクターとなっています。
使い方・例文
日本の伝承では「白澤の絵を旅の際に持ち歩くと魔除けになる」とされたほか、現代の幻獣・妖怪をテーマにした作品でも頻繁に登場します。
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