発電端効率とは?
はつでんたんこうりつ
発電端効率とは、発電所が燃料のエネルギーをどれだけ効率よく電気に変換できるかを示す指標で、発電機出力地点での効率を表します。
発電端効率(はつでんたんこうりつ)とは、発電所において投入した燃料の保有エネルギーに対して、発電機が実際に出力した電気エネルギーの割合を百分率で表した指標です。発電機(タービン・発電機端子)から取り出した電力量を基準にするため「発電端」と呼ばれ、送電線に流す前の段階の効率を示します。
これに対して「送電端効率」は、所内(変圧器・補機)で消費する電力を差し引いて外部へ送り出す電力ベースで算出した効率です。一般に発電端効率 > 送電端効率となります。
発電端効率は発電方式によって大きく異なります。
- 石炭火力(従来型):35〜40%程度
- 天然ガスコンバインドサイクル(GTCC):55〜60%以上に達するものもある
- 原子力発電:30〜35%程度(低温熱源の制約)
- 太陽光発電:パネル変換効率は20%前後が商用レベルの目安
発電端効率の向上はCO2排出量の削減と燃料コスト低減に直結するため、各国でより高効率な発電技術の開発が進められています。日本のIGCC(石炭ガス化複合発電)やA-USC(超々臨界圧石炭火力)はその代表例です。
使い方・例文
最新型のガスタービンコンバインドサイクル発電所では発電端効率が60%を超えるものもあり、従来の石炭火力と比べてCO2排出量を大幅に削減できます。
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