玄武岩質マグマとは?
げんぶがんしつまぐま
玄武岩質マグマとは、二酸化ケイ素の含有量が少なく流動性が高い、主にプレートの境界や海洋で発生するマグマのことです。
玄武岩質マグマ(げんぶがんしつマグマ)とは、二酸化ケイ素(SiO₂)の含有量がおおよそ45〜52%程度と比較的少ないマグマで、冷え固まると玄武岩になることからこの名称で呼ばれます。火成岩の分類においてマグマは組成によっていくつかの種類に分けられ、玄武岩質はその中で最も塩基性(苦鉄質)なグループに属します。
玄武岩質マグマには以下のような特徴があります。
- 高温:生成温度はおおよそ1100〜1200℃程度と高い傾向があります。
- 低粘性:SiO₂含有量が少ないため粘り気が低く、流動性に優れています。
- ガスが抜けやすい:低粘性のため溶存ガスが逃げやすく、爆発的噴火になりにくいです。
- 溶岩流として広がりやすい:ハワイ型噴火のように広範囲に溶岩が流れ出す火山活動と関連します。
玄武岩質マグマは主にプレートの発散境界(海嶺)やホットスポット(ハワイ、アイスランドなど)で生成されます。海洋底の大部分は玄武岩質マグマが固まった玄武岩で構成されており、地球の地殻形成において重要な役割を果たしています。日本では伊豆・小笠原弧や富士山などにも玄武岩質の噴出物が見られます。
使い方・例文
ハワイのキラウエア火山で見られる流れやすい溶岩流は玄武岩質マグマの典型例です。地学や火山学の授業では、安山岩質・流紋岩質マグマとの比較でよく扱われます。
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