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為替差損益とは?

かわせさそんえき

為替差損益とは、外貨建ての取引資産・負債を円換算する際に、為替レートの変動によって生じる利益または損失のことです。

為替差損益(かわせさそんえき)とは、外国通貨を使った取引や、外貨建ての資産負債を自国通貨(日本では円)に換算する際に、為替レートの変動によって生まれる差額の利益(為替差益)または損失(為替差損)のことです。財務諸表では営業外損益または特別損益として計上されます。

為替差損益が発生する主な場面は次の通りです。

  • 外貨建て売掛金・買掛金:輸出・輸入取引で外貨建て請求をした後、決済までの間に為替レートが変動した場合
  • 外貨預金・外貨建て借入金:期末に円換算した際のレートが取得時と異なる場合
  • 外貨建て有価証券:取得時と期末または売却時のレートの差

たとえば、1ドル=100円のときに100ドルの売掛金が生じ、後に1ドル=110円で決済した場合、1,000円の為替差益が発生します。逆に円高方向に動いた場合は為替差損となります。

為替差損益は企業の経営努力とは直接関係なく、外部環境(相場変動)によって左右されるため、財務分析では本業の収益力と切り分けて評価することが重要です。為替リスクをヘッジするために先物予約や通貨オプションなどが活用されます。

使い方・例文

「円安が進んだ決算期に、輸出主体のその企業は大きな為替差益を計上し、営業外収益を押し上げた。」企業の財務諸表分析や国際取引の解説でよく使われます。

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