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溶岩トンネルとは?

ようがんとんねる

溶岩トンネルとは、火山から流れ出た溶岩流の表面が冷え固まった後、内部の溶岩が流れ続けて空洞となって残った管状の洞穴のことです。

溶岩トンネル(ようがんトンネル)は、溶岩チューブ溶岩洞ともよばれ、火山噴火時に流下した溶岩流が外側から冷却されて固化した後、内部の溶岩が引き続き流れ出ることで形成される管状の空洞です。英語では「Lava Tube」と呼ばれます。

形成のプロセスは次の通りです。まず溶岩流の表面が大気に触れて急冷し、断熱材のような役割を果たす固い殻(クラスト)を形成します。内部の溶岩はクラストに保温されながら高温を保ち、流れ続けます。噴火が収まって溶岩の供給が止まると、内部の液状溶岩が排出され、パイプ状の空洞が残ります。

溶岩トンネルの特徴としては以下が挙げられます。

  • 長さは数メートルから数十キロメートルに達するものまで多様
  • 断熱性が高く、内部は年間を通じて比較的一定の温度を保つ
  • 天井からラバースタラクタイト(溶岩鍾乳石)が垂れ下がることがある
  • 玄武岩質の流動性の高い溶岩流に特に多く形成される

日本では富士山麓の「富岳風穴」「鳴沢氷穴」が代表例で、国の天然記念物に指定されています。ハワイのキラウエア火山周辺にも多数存在します。近年では、月や火星にも溶岩トンネルの存在が確認されており、将来の宇宙開発における居住空間として注目されています。

使い方・例文

「富士山の麓にある鳴沢氷穴は溶岩トンネルの一種で、夏でも氷が残ることで知られる観光名所です」という形で、地学や観光の文脈でよく使われます。

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