殿山泰司とは?
とのやまたいじ
殿山泰司とは、独特の風貌と存在感で昭和の日本映画・テレビドラマに欠かせない個性派脇役として活躍した俳優です。
殿山泰司(とのやま たいじ、1915年〜1989年)は、日本の俳優で、主に映画の助演・脇役として活躍した個性派俳優の代表格です。大阪府出身で、独特の鋭い眼光と貫禄ある佇まいが持ち味でした。
戦後の日本映画界において、主役を食うほどの存在感を持つ「名脇役」として監督・プロデューサーから絶大な信頼を受けました。今村昌平、大島渚、篠田正浩など、日本を代表する映画監督の作品に頻繁に起用され、社会の裏側に生きる人物や悪役、ユーモラスな脇役など、幅広い役柄をこなしました。
代表的な出演作品の特徴としては、
- 「日本昆虫記」「にっぽん昆虫記」などの社会派映画
- ヤクザ・犯罪映画での存在感ある悪役
- 時代劇における個性的な脇役
また殿山は文章の才能も持ち、エッセイや自伝を著した文人俳優でもありました。ジャズへの深い造詣を持ち、音楽評論家的な側面も持ち合わせていました。俳優としての演技力と知性を兼ね備えた昭和の個性派として、多くの映画人に愛された人物です。
使い方・例文
「あの映画の悪役は殿山泰司がやっていたから、あれだけ凄みがあったんだ」のように、映画ファンの間では脇役の重要性を語る場面で名前が挙がります。
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