死者の日とは?
しじゃのひ
死者の日とは、メキシコを中心に広まったラテンアメリカの伝統的な祝日で、亡くなった人々の霊を迎えて祝う文化行事です。
死者の日(スペイン語:Día de Muertos)は、毎年11月1日から2日にかけてメキシコをはじめとするラテンアメリカ諸国で行われる伝統的な祭りです。亡くなった家族や先祖の霊がこの世に戻ってくると信じられており、死を悲しむのではなく、故人の魂と共に過ごす喜びを祝います。
この習慣はアステカやメソアメリカの先住民族が持っていた死者崇拝の伝統と、スペインによる植民地化以降に広まったカトリックの諸聖人の日・死者の日が融合して生まれたものです。
祭りの代表的な要素には次のようなものがあります。
- オフレンダ(祭壇):自宅に故人の写真・食べ物・花・蝋燭を飾る
- カラベラ(頭蓋骨のモチーフ):砂糖菓子や仮装として親しまれる
- マリーゴールド(センパスーチル):霊を導く花として墓や祭壇に飾られる
- パン・デ・ムエルト:この時期に作られる特別な甘いパン
2008年にはユネスコの無形文化遺産に登録され、2017年公開のアニメーション映画『リメンバー・ミー』でも広く紹介されたことで、世界中に知られるようになりました。家族の絆と死生観を大切にするこの文化は、現在も生き続けています。
使い方・例文
メキシコ・オアハカ州では、死者の日の夜に家族が墓地に集まり、オフレンダを飾って故人の好物を供え、音楽を演奏しながら夜を過ごします。
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