新規就農とは?
しんきしゅうのう
新規就農とは、農業の経験がない人や農家出身でない人が新たに農業を職業として始めることで、農業の担い手確保に向けた重要な政策課題です。
新規就農(しんきしゅうのう)とは、これまで農業に従事していなかった人が新たに農業を職業として始めることを指します。農林水産省の定義では、「新規自営農業就農者(農家の子弟が親元で就農する場合を含む)」「新規雇用就農者(農業法人などに雇用される形で就農)」「新規参入者(農家以外の出身者が独立経営で就農)」の3類型があります。
日本の農業は高齢化と後継者不足が深刻で、農業従事者の平均年齢は70歳に近づいています。このため新規就農者の確保・定着は農業政策の最重要課題の一つとされており、国や自治体によるさまざまな支援制度が設けられています。
- 農業次世代人材投資資金(旧・青年就農給付金):就農準備段階(研修中)と経営開始初期に資金を交付する制度
- 農の雇用事業:農業法人が新規就農者を雇用・育成する際の研修費を助成
- 農業大学校・農業高校:農業技術・経営知識を体系的に学ぶ教育機関
- 農地マッチング支援:農地中間管理機構を通じた農地のあっせん
近年はIターン・Uターンによる地方移住と組み合わせた新規就農や、農業法人への雇用就農が増加しています。ICTや農業機械の高度化により未経験からでも参入しやすい環境が整いつつあります。
使い方・例文
会社員を辞めて農業研修を経て野菜農家として独立するケースや、農業法人に就職してスタッフとして働きながら将来的な独立を目指すケースなど、新規就農のスタイルは多様です。
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