斐伊川とは?
ひいかわ
斐伊川とは、島根県・鳥取県を流れる一級河川で、古くからヤマタノオロチ伝説の舞台として知られる山陰地方を代表する川です。
斐伊川(ひいかわ)は、中国山地の船通山を源流とし、島根県・鳥取県を東から西へ流れて宍道湖に注ぐ一級河川です。全長は約153キロメートルで、山陰地方を代表する河川のひとつです。
斐伊川はその名を「肥河」とも表記し、古事記・日本書紀に登場するヤマタノオロチ伝説の舞台として有名です。スサノオノミコトが八頭八尾の大蛇(ヤマタノオロチ)を退治した伝説は、この川の氾濫という自然現象を神話として昇華させたものとも解釈されています。
地形・自然の面では次のような特徴があります。
- 上流域は急峻な渓谷地形をなし、鉄穴流し(かんなながし)による砂鉄採取が古くから行われた
- 中流・下流域は出雲平野を形成し、農業・生活を支えてきた
- 流れ込む宍道湖はシジミの産地として知られる
- たたら製鉄による大量の砂鉄採取が、流域の地形変化にも影響を与えた
近世以降は洪水対策として何度も河川改修が行われ、現在は治水・農業用水・水産と多面的に活用されています。神話の舞台としての文化的価値と、生活を支える実用的な河川としての役割を兼ね備えた存在です。
基本データ
| 長さ | 153 km |
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出典:Wikidata
使い方・例文
斐伊川流域では、ヤマタノオロチ伝説ゆかりの出雲大社や須佐神社など、神話に関連する史跡が数多く点在しています。
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