押見修造とは?
おしみしゅうぞう
押見修造とは、日本の漫画家であり、思春期の孤独・暴力・性をリアルに描いた作風で注目される作家です。
押見修造(おしみしゅうぞう)は、日本の漫画家です。群馬県出身で、青年誌を中心に独自の作品を発表し続けています。思春期の少年少女が抱える孤立感・暴力衝動・性や愛の混乱を、鋭く赤裸々に描く作風で知られ、一部の読者に熱烈な支持を受けています。
代表作として広く知られるのが『惡の華』です。中学生の主人公が「惡の華」(ボードレールの詩集)を盗んだことをきっかけに、同級生の少女から精神的に支配・共犯関係へと引き込まれていく物語で、道徳や規範から逸脱していく内面の葛藤が克明に描かれています。アニメ化にあたってロトスコープ(実写をトレースする手法)が採用されたことでも大きな話題となりました。
他の代表作には以下があります。
- 『ぼくは麻理のなか』:精神的な「乗り移り」を軸にしたアイデンティティの物語
- 『血の轍』:母親の異常な愛情と家族の歪みを描いたサスペンス的作品
- 『漂流ネット・カフェ』:閉鎖空間でのサバイバルと人間関係の崩壊
いずれの作品も、社会や家庭の「普通」の内側に潜む狂気や抑圧を描くという点で一貫しており、現代日本漫画の中でも独特の地位を持つ作家です。
使い方・例文
「押見修造の『惡の華』は思春期の逸脱と孤独を描いた問題作として漫画ファンの間で議論を呼んだ」のように、現代漫画・サブカルチャーの話題でよく登場します。
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