成宗 (朝鮮王)とは?
そんじょん
成宗は15世紀の朝鮮王朝第9代国王で、文治政治を推進し法典「経国大典」を完成・施行させた朝鮮の繁栄期を代表する君主です。
成宗(ソンジョン、1457〜1494年)は、朝鮮王朝(李氏朝鮮)の第9代国王(在位1469〜1494年)です。朝鮮王朝の統治制度を完成に近い形にまとめ上げた文治的君主として、高く評価されています。
13歳で即位した成宗は、当初は祖母の大妃(インスデビ)らが垂簾聴政を行いました。成人後は親政を開始し、学問・文化・制度の整備に力を注ぎました。最大の業績の一つは、太祖の建国以来長年かけて編纂されてきた基本法典「経国大典(キョンガクテジョン)」を1485年に完成・施行させたことです。この法典は行政・刑事・礼儀など国政全般を規定しており、以後の朝鮮の統治の根幹を成しました。
また集賢殿の後身にあたる弘文館を重視して学問・言論機関としての機能を強化し、士林派の儒者を積極的に登用しました。詩文・音楽・絵画など文化の振興にも熱心で、「成宗の治」と呼ばれるこの時代は朝鮮前期の文化的最盛期の一つとされています。
在位中の安定した政治は後代の手本とされた一方、晩年には廃妃事件など宮廷内の問題も生じました。
使い方・例文
朝鮮史の解説や韓国の歴史ドラマ・時代劇の背景説明で「経国大典を完成させた王」として登場することが多く、朝鮮前期の制度整備を語る文脈でよく名前が挙がります。
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