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徳川綱吉とは?

とくがわつなよし

徳川綱吉は江戸幕府第5代将軍で、「生類憐みの令」や元禄文化の隆盛で知られる人物です。

徳川綱吉(1646〜1709年)は、江戸幕府の第5代将軍で、在職期間は1680年から死去する1709年までです。3代将軍家光の四男として生まれ、館林藩主を経て将軍職に就きました。

綱吉の治世は「元禄時代」と重なり、上方を中心とした町人文化が花開いた時代として知られています。松尾芭蕉俳諧、井原西鶴の浮世草子、近松門左衛門の浄瑠璃など、後世に残る多くの文芸作品がこの時期に生まれました。また儒学を重視し、湯島聖堂を建立して学問を奨励しました。

一方で、綱吉は「生類憐みの令」によって広く知られています。これは動物、特に犬を傷つけることを厳しく禁じた法令で、当時の庶民に大きな負担をかけたとされます。その背景には将軍の生母桂昌院の信仰や仏教的な慈悲の思想があったとも言われますが、近年の研究では当時の社会秩序の回復を意図した側面もあったと再評価されています。

財政面では貨幣の改鋳(元禄金銀)を行い、金銀の含有量を減らして財政難を乗り切ろうとしましたが、物価上昇を招く結果となりました。後世には厳しい評価を受ける面もありますが、文化的には豊かな時代を演出した将軍です。

使い方・例文

江戸時代の文化や社会を学ぶ際、元禄文化や生類憐みの令の説明として教科書や歴史小説によく登場します。

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