徒長とは?
とちょう
徒長とは、植物が光不足や過剰な水分・肥料によって茎や枝が細長く間延びした状態に育つことです。
徒長(とちょう)とは、植物の茎・枝・葉柄などが本来よりも細く長く伸びてしまう生育異常のことを指します。健全な植物と比べると節間が広く、組織が軟弱で倒れやすいのが特徴です。
徒長の主な原因は以下の通りです。
- 日照不足:光を求めて茎が伸びる「光屈性」が過度に働く
- 窒素過多:葉や茎の成長を促す窒素肥料を与えすぎると軟弱に育つ
- 過度な水やり:根が深く張らず、柔らかい組織のまま上に伸びる
- 高温・密植:風通しが悪く蒸れると同様の状態になりやすい
徒長した植物は花つきや実つきが悪くなるほか、病害虫に対する抵抗力も低下します。また美観的にも乱れた樹形になるため、観賞植物では特に嫌われます。多肉植物やサボテンでは、室内の暗い場所に置くと徒長が起こりやすく、一度伸びた部分を元に戻すことはできません。
対策としては、日当たりの良い場所への移動、水やりの頻度を下げること、窒素分の少ない肥料への切り替えが効果的です。徒長した部分は切り戻し剪定(ピンチ)で除去し、株をコンパクトに整えるのが一般的な管理方法です。
使い方・例文
室内に置いたサボテンが細長く伸びてきたとき、「徒長している」と表現します。置き場所を日当たりの良い窓辺に変えることで進行を抑えることができます。
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