影絵とは?
かげえ
影絵とは、光源と布や壁の間に手や物を置いて、その影で形を作り出す伝統的な表現・芸術のことです。
影絵(かげえ)とは、光を遮ることによってスクリーンや壁に映し出される影を使って、動物・人物・物語などを表現する芸術や遊びのことです。手を使うものは「手影絵(てかげえ)」とも呼ばれます。
影絵の歴史は非常に古く、アジアでは中国やインドネシアで影絵人形劇が長い伝統を持ちます。インドネシアの「ワヤン」はユネスコの無形文化遺産にも登録されており、薄い皮や板を彫り抜いた人形を光源の前で操り、神話や叙事詩の物語を演じます。中国では「皮影戯(ひえいぎ)」として2000年以上の歴史があり、宮廷でも楽しまれてきました。
日本では江戸時代に「影絵遊び」として広まり、ろうそくやランプの光を使って手で作る動物の影が人気を集めました。現代でも幼児教育や工作の場で親しまれており、手を使ってウサギ・キツネ・犬などを作る遊びは子どもに人気です。
表現の種類としては次のようなものがあります。
- 手影絵:手の形を変えて動物などを表現する
- 切り絵影絵:紙や板を切り抜いた型を使う
- 人形影絵:棒や糸で操る人形を使う
- シルエットアート:人物のシルエットを芸術作品として残す
シンプルな道具で豊かな表現が生まれる影絵は、光と影の物理的な性質を活かした人類共通の文化といえます。
使い方・例文
懐中電灯を暗い部屋の壁に向け、両手の指を組み合わせてウサギや犬の形を作ると、壁にその影が大きく映し出されます。これが手影絵の基本的な楽しみ方です。
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