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帯脈とは?

たいみゃく

帯脈とは、東洋医学における奇経八脈の一つで、腰部を水平に一周するとされる独特の経絡です。

帯脈(たいみゃく)とは、中国伝統医学(東洋医学)における「奇経八脈」の一つです。奇経八脈とは、正経十二経脈とは別に存在するとされる特殊経絡の総称で、帯脈はその中でも特に独自の走行を持ちます。

ほとんどの経絡が体の縦方向に走るのに対し、帯脈は腰部を横に一周するように帯(おび)状に走ることが最大特徴です。この走行から「帯」の字が使われ、他の経絡を束ねる役割を持つとされています。主なツボ(経穴)としては帯脈穴・五枢・維道などがあり、側腹部から腰にかけての領域に位置します。

東洋医学では、帯脈の気の流れが滞ると次のような症状が現れると考えられています。

  • 腰痛や腰の重だるさ
  • 下腹部の張りや冷え
  • 月経不順・帯下(おりもの)の異常
  • 下肢の力が抜けるような感覚

鍼灸治療では帯脈の調整を目的とした施術が行われており、腰部や骨盤周辺の不調へのアプローチとして活用されています。科学的なエビデンスの蓄積は途上ですが、伝統医学の文脈では重要な概念として位置づけられています。

使い方・例文

腰痛や月経トラブルを訴えて鍼灸院を訪れた際に、施術師が「帯脈の流れを整える必要があります」と説明し、腰回りのツボに鍼を施す場面で登場します。

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