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岳飛とは?

がくひ

岳飛とは、南宋時代の中国を代表する武将で、金との戦いに生涯を捧げ忠義の象徴として後世に崇拝される英雄です。

岳飛(がくひ、1103〜1142年)は中国南宋時代の名将で、北方の金(女真族)の侵攻に抵抗し続けた軍人・民族的英雄です。中国では「精忠報国(国に誠実に尽くす)」の体現者として今なお広く敬われています。

岳飛は幼少期から武芸に優れ、徽宗・欽宗の二帝が金に連れ去られた「靖康の変」(1127年)ののち、南宋の軍人として頭角を現しました。彼が指揮した「岳家軍」は高い規律と機動力で知られ、金軍に対して各地で勝利を収めました。

岳飛の生涯における主な出来事は次のとおりです。

  • 中原回復への執念:失われた北方領土(開封など)の奪還を目指し、積極的な北伐を推進
  • 金の精鋭部隊「拐子馬」の撃破:装甲騎兵に対し歩兵で対抗する戦術を開発
  • 和平派との対立:宰相秦檜(しんかい)ら講和派と深刻な政争が生じた
  • 冤罪による処刑:北伐の好機に呼び戻され、秦檜の策略により「莫須有(おそらくある)」の罪で1142年に処刑された

没後20年ほどで名誉は回復され、後代の皇帝から諡号「武穆」を贈られました。岳飛の廟は中国各地に建立され、忠義・愛国の象徴として現代まで信仰を集めています。

使い方・例文

「岳飛が率いた岳家軍は南宋最強の精鋭部隊とされ、金の騎馬軍団と渡り合った」というように、中国史・宋代史を学ぶ際や、忠義の精神を語る文脈で登場します。

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最終更新:

同じ読みのことば

「がくひ」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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