小梁とは?
こばり
小梁とは、建物の床や屋根を支えるために大梁の間に設けられる、比較的断面の小さな梁のことです。
小梁(こばり)とは、建築構造において大梁と大梁の間を橋渡しするように設けられる二次部材の梁を指します。大梁が柱と柱を結ぶ主要構造部材であるのに対し、小梁はその大梁に架け渡されて床スラブや屋根を支える役割を担います。
床スラブは自重や積載荷重を小梁に伝え、小梁はそれをさらに大梁へ伝達します。スパン(柱間距離)が大きい場合や、重い荷重が作用する場合には、スラブだけでは変形が大きくなるため、小梁を中間に挿入して支持点を増やします。
小梁が使われる主な場面は次のとおりです。
- 大スパンの床を分割して支える場合
- 床の荷重が局所的に集中する場所(重機・重量物の設置箇所)
- 開口部周囲の補強
- 屋根の母屋(もや)として利用
鉄骨造では H形鋼が小梁に多用され、鉄筋コンクリート造では床スラブと一体に打ち込まれる形で設けられます。小梁の断面寸法はスパンと荷重条件から構造計算によって決定されます。小梁を適切に配置することで、床の剛性を高め、振動や変形を抑えることができます。
使い方・例文
オフィスビルの大空間フロアでは、大梁のスパンが長くなる部分に小梁を数本並べて配置し、床スラブの厚さを抑えながら十分な剛性を確保します。
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