学習指導要領とは?
がくしゅうしどうようりょう
学習指導要領とは、文部科学省が定める、全国の学校教育で教えるべき内容や目標を示した国家レベルの基準です。
学習指導要領とは、小学校・中学校・高等学校などの各学校段階において、国が定める教育課程(カリキュラム)の基準です。文部科学省が告示として公表し、全国のすべての公立・私立学校はこれを基本として教育課程を編成する義務があります。
学習指導要領は、各教科の目標・内容・指導上の配慮事項のほか、道徳、特別活動、総合的な学習の時間についても規定しています。教科書はこの基準に則って作成・検定されるため、全国どこでも一定水準以上の教育が保障される仕組みになっています。
学習指導要領はおおむね10年に一度改訂が行われ、社会の変化や教育上の課題を反映した内容に更新されます。近年の主な改訂の特徴として以下が挙げられます。
- 「何を学ぶか」から「何ができるようになるか」への転換(資質・能力の重視)
- 主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の推進
- プログラミング教育の必修化(小学校)
- 英語の早期化と実践的コミュニケーション能力の育成
地方教育行政や学校が独自の創意工夫を加える裁量も認められており、「基準性」という性格から、最低限守るべきラインとして機能します。保護者や市民にとっても、わが子が学校で何を学ぶのかを理解するうえでの重要な公的文書です。
使い方・例文
新しい学習指導要領が告示されると、それに対応した教科書の改訂や教員研修が全国規模で行われ、各学校では新指導要領を踏まえた年間授業計画(年間指導計画)が作成されます。
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