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外在主義とは?

がいざいしゅぎ

外在主義とは、信念・知識・意味の内容が個人の内的状態だけでなく、外部環境との関係によって決まるという哲学的立場です。

外在主義(externalism)は、心の哲学・言語哲学において、精神状態の内容や言語表現の意味が、個人の頭の内部にある情報だけでは決まらず、外部の世界や社会的・物理的環境との関係によって規定されるという立場です。

哲学者ヒラリー・パトナムが提唱した「双子地球」思考実験が外在主義の出発点として有名です。地球と分子レベルで同一に見える双子地球に「XYZ」という物質があり、それを地球人が「水」と呼んでいると仮定すると、両者の内的状態は同じでも「水」という語の意味は異なります。この結論から「意味は頭の中にない」という外在主義的テーゼが導かれます。

外在主義は主に以下の分野で議論されます。

  • 意味論的外在主義:語の指示対象は外部環境によって決まる
  • 認識論的外在主義:知識や正当化の条件は認識者の内的状態に限定されない
  • 道徳的外在主義:道徳的動機は欲求とは独立した外的理由によって生じる

対立する立場である内在主義(internalism)は、精神内容や意味は個人の内部状態のみで決まると主張します。この論争は現代の認知科学や人工知能研究にも接続する重要な哲学的問題です。

使い方・例文

認識論の授業や論文で「知識の正当化は内的状態だけで決まるか、外部要因も関係するか」を論じる際に、外在主義と内在主義の対立として取り上げられます。

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