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外交的ボイコットとは?

がいこうてきぼいこっと

外交的ボイコットとは、国際的なスポーツ大会や式典などに政府代表・外交官を派遣しないことで政治的不満を示す抗議行動で、選手は参加できる点が特徴です。

外交的ボイコットとは、国際的なスポーツ大会や国家的式典などに対し、開催国または主催組織への政治的抗議・不満表明として、政府の公式代表団(外交官・閣僚・政府高官)の派遣を取りやめる行動です。選手団の参加は認める点で、大会そのものへの参加を拒否する「完全ボイコット」とは区別されます。

代表的な事例として、2022年の北京冬季オリンピックに対して、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアなどが中国の新疆ウイグル自治区における人権侵害に抗議する形で外交的ボイコットを実施したことが広く知られています。各国の選手は競技に参加しましたが、政府代表の公式訪問や式典への出席は行われませんでした。

外交的ボイコットが選択される理由には以下のものがあります。

  • 選手に犠牲を強いる完全ボイコットへの批判を避けられる
  • 外交的メッセージを発しながら二国間関係への影響を最小限に抑えられる
  • 国際社会の連帯を示しやすく他国も同調しやすい
  • 競技スポーツと政治の分離原則との整合性を保ちやすい

一方で「実質的な効果が薄い」「中途半端な抗議に過ぎない」という批判もあり、外交的ボイコットの政治的有効性については議論が分かれます。

使い方・例文

ある国が人権問題を理由に冬季オリンピックの開幕式への閣僚出席を取りやめる一方、自国の競技選手団は通常通り出場させる措置が外交的ボイコットの典型的な形です。

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