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壁に耳あり障子に目ありとは?

かべにみみありしょうじにめあり

「壁に耳あり障子に目あり」とは、どこにいても秘密の話は漏れやすいので用心すべきだという戒めのことわざです。

「壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり)」は、秘密の会話はどこかから聞かれたり見られたりする恐れがあるため、言動には常に注意が必要だという意味のことわざです。壁を通して声が聞こえ、紙一枚の障子越しに人影が見えてしまう、という日本家屋の構造的特性を背景にした表現です。

日本の伝統的な家屋は、木と紙を素材とした障子や襖(ふすま)で仕切られており、現代の鉄筋コンクリートの壁とは異なり、音も光も容易に通り抜けてしまいます。このような生活環境の中で、秘密話や内緒話がいかに漏れやすいかを戒める表現として生まれました。

このことわざが示す教訓は幅広く応用されます。

  • 他人への悪口や批判は、本人に届く可能性がある
  • 会議室やオフィスでの会話も外部に漏れることがある
  • インターネット上の発言も「壁に耳あり」的な状況になりやすい
  • 秘密や機密情報の取り扱いには慎重さが求められる

現代では、盗聴や情報漏洩、SNSでの拡散など、デジタル時代においても「壁に耳あり」の状況は変わらず、むしろ情報が広まる速度と範囲が大きくなっています。人の口に戸は立てられないという意味で、「口は禍の門」とも近い発想を持つことわざです。

使い方・例文

「社内の機密情報を廊下で話すのは禁物です。壁に耳あり障子に目ありといいますから」のように、情報管理の注意喚起として使います。

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