本文へスキップ

土方歳三とは?

ひじかたとしぞう

土方歳三とは、幕末に新選組の副長として活躍し、「鬼の副長」と恐れられた武士です。

土方歳三(ひじかた としぞう)は、1835年に武蔵国多摩郡石田村(現在東京都日野市)に農家の子として生まれました。若い頃から剣術を学び、天然理心流道場に入門したことが後の新選組結成につながります。

1863年、将軍上洛の警護を目的として結成された浪士組に参加した土方は、近藤勇とともに京都守護職松平容保の配下として新選組を組織しました。副長に就任した土方は、厳格な法度(規律)の制定と徹底した執行によって組織の引き締めを図り、その冷酷ともいえる規律の執行ぶりから「鬼の副長」と呼ばれるようになりました。

  • 局中法度の制定(無断の外出・勝手な戦い・私闘・金銭の貸借等の禁止)
  • 違反者には切腹を命じる厳格な規律の運用
  • 池田屋事件(1864年)など多くの戦闘指揮
  • 戊辰戦争における最後まで続いた抵抗活動

明治新政府軍との戊辰戦争では各地で戦い、近藤勇が捕縛・処刑された後も降伏せず、蝦夷地(北海道)へ渡って箱館(函館)五稜郭を拠点とする抵抗を続けました。1869年、箱館戦争の最中に銃撃を受け、35歳という若さで戦死しました。

土方歳三は、幕末という激動の時代に武士としての信念を貫き、最後まで旧幕府側に殉じた人物として、現代でも多くの歴史小説・映画・ドラマ・漫画などで描かれ続けています。

使い方・例文

「土方歳三は新選組の副長として規律の維持に努め、幕末の京都で尊攘派志士と激しく対立した」というように、幕末史・新選組関連の文脈で必ずといってよいほど登場する人物です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語