国際移住機関とは?
こくさいいじゅうきかん
国際移住機関とは、移民・難民の安全な移動や統合を支援する国際機関で、IOMの略称で知られています。
国際移住機関(International Organization for Migration、略称:IOM)は、移民・難民・国内避難民の保護と安全な移動を支援することを目的とする国際機関です。1951年に設立され、本部はスイスのジュネーブに置かれています。2016年には国連システムの関連機関として正式に位置づけられました。
IOMの主な活動分野は以下のとおりです。
- 人道支援:紛争・災害で避難を余儀なくされた人々の救援と帰還支援
- 移民の安全な移動:正規の移住経路の確保と人身売買への対処
- 移民の統合:受入国社会への定着支援、職業訓練、語学教育
- 開発と移住:移住と開発の関係に関する研究・政策支援
- 国境管理:各国政府の出入国管理能力の向上支援
IOMは国際社会における移住の規模拡大を背景に重要性が増しており、世界各地の紛争や自然災害の際に現場でいち早く活動する機関として知られています。特に難民危機や大規模な移住が起きた地域では、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)などと連携して人道支援を行います。
加盟国は170か国以上(オブザーバー国を含む)にのぼり、世界100か国以上に事務所を構えています。日本もIOMの加盟国であり、海外からの帰国支援や移住者への情報提供などで連携しています。
使い方・例文
紛争や災害で故郷を追われた人々が安全に帰還・移動するための支援をIOMが行う様子は、ニュースや人道支援の報告書でよく紹介されます。
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