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品川弥二郎とは?

しながわやじろう

品川弥二郎は、長州藩士出身の明治政府高官で、内務大臣として選挙干渉を主導したことで知られる政治家です。

品川弥二郎(しながわ やじろう、1843〜1900年)は、長州藩(現山口県)出身の武士政治家で、明治維新を推進した志士のひとりです。

松下村塾で吉田松陰に学び、高杉晋作らとともに尊王攘夷運動に参加しました。維新後は新政府に仕え、ドイツへの留学も経験しながら内務・農務行政の中枢を担いました。農務局の整備や農業振興にも力を注ぎ、農政官僚としての側面も持ちます。

最も広く知られるエピソードは、1892年の第1回衆議院議員総選挙における選挙干渉です。内務大臣として警察・地方官吏を動員し、民党(自由党・改進党系)候補への妨害・暴力・買収など大規模な不正介入を行いました。その結果、死者25名・負傷者388名を出すという前代未聞の事態となり、品川は批判を受けて内務大臣を辞任しました。

この事件は日本憲政史における重大な汚点とされる一方、帝国議会初期の政治的混乱を象徴する出来事として歴史的に重要な意味を持ちます。

使い方・例文

明治時代の政党政治史・選挙制度の成立過程を学ぶ文脈で、選挙干渉の典型例として登場します。

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