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司馬相如とは?

しばしょうじょ

司馬相如は、前漢時代を代表する中国の文人で、「賦」と呼ばれる華麗な韻文体を大成し、漢代文学の最高峰として後世に多大な影響を与えた人物です。

司馬相如(しばしょうじょ、紀元前179年頃〜紀元前117年頃)は、前漢の武帝時代に活躍した中国の文人・官僚です。四川省の成都(当時の蜀郡)出身で、幼少の頃から書物を好み、都の長安に出て学問・文学を磨きました。

司馬相如の名を歴史に刻んだのは、「賦(ふ)」と呼ばれる韻文の詩体の完成です。賦は散文と韻文を組み合わせた独特の文体で、壮大な自然・宮廷の華やかさ・儀礼的な情景などを豊富な語彙と対句表現で描写する形式です。彼の代表作『子虚賦』と『上林賦』は、漢の皇帝の壮大な狩猟・宮廷・国土を詠んだ大作で、漢代の賦の最高傑作と評されています。

また、才能ある琴の奏者でもあった司馬相如は、未亡人の卓文君と恋に落ち、駆け落ちして茶屋を開いたという逸話でも知られており、後世の小説・戯曲・詩に繰り返し描かれる恋愛のモデルとなりました。

武帝に認められてからは外交使節としても活躍し、南方の諸民族との交渉にあたりました。司馬相如の賦は、後の唐詩・宋詞など中国文学の発展に欠かせない礎となり、文学史における彼の地位は今も高く評価されています。

使い方・例文

中国古典文学の授業で漢代の文学様式「賦」を学ぶとき、司馬相如はその最大の完成者として必ず取り上げられます。

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