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協和音程とは?

きょうわおんてい

協和音程とは、二つの音が同時に鳴ったとき心地よく安定した響きに聞こえる音程のことで、不協和音程と対をなす音楽理論の基礎概念です。

協和音程とは、二つの音を同時に鳴らしたとき、耳に対して安定・調和していると感じられる音程のことです。反対に、不安定・緊張感のある音程を不協和音程と呼びます。

和音程は一般的に、完全協和音程と不完全協和音程の二種類に分けられます。

  • 完全協和音程:完全一度(ユニゾン)・完全八度・完全五度・完全四度が含まれ、最も純粋で安定した響きを持つ
  • 不完全協和音程:長三度・短三度・長六度・短六度が含まれ、柔らかく甘い響きがあるが完全協和よりやや流動的

協和・不協和の区別は、音の振動数比の単純さに由来します。振動数比が単純な整数比(2:1、3:2など)に近いほど倍音が自然に重なり合い、協和感が増します。この原理は古代ギリシャのピタゴラスによっても研究され、音楽理論の出発点となりました。

協和音程の概念は時代や文化によっても変化します。中世では完全五度・完全四度が協和とされ三度は不協和扱いでしたが、ルネサンス以降に三度も協和に加わりました。現代音楽ではこの区分がさらに曖昧になる場合もあります。協和音程は和声学・作曲・編曲の基礎として今日も広く学ばれています。

使い方・例文

ピアノでドとソを同時に押さえると協和音程(完全五度)の心地よい響きが得られます。一方、ドとシを同時に鳴らすと不協和音程となり、緊張感や解決を求める感覚が生まれます。

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