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八専とは?

はっせん

八専とは、日本の暦において十干十二支の組み合わせが「専一(せんいち)」となる期間を指す、暦注の一つです。

八専(はっせん)とは、日本の伝統的な暦(こよみ)に記される暦注(れきちゅう)の一つで、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせ干支(かんし)の中でも、十干の五行(木・火・土・金・水)と十二支の五行属性が一致する日が連続する期間のことを指します。

干支六十日のサイクルの中で、壬子(みずのえね)から癸亥(みずのとい)に至る12日間に、八専日が8日含まれます(8日が専一になるため「八専」と呼ばれます)。この12日間を「八専の期間」といい、年に約5〜6回めぐってきます。

八専の期間に関しては、古くから以下のような俗説・言い伝えが伝わっています。

  • 雨が降りやすい(八専の雨と呼ばれる)
  • 物事が専一に偏るため、婚礼・建築・旅行などの祝事や新規の事業開始には不向きとされる
  • 専一に集中できることから、特定の修行や習い事には良いともいわれる

現代では日常的に意識されることは少なくなりましたが、六曜・二十八宿などとともに旧暦文化の知識として語られることがあります。農業カレンダーや農村の慣習においては、八専の期間の降雨傾向が農事の目安として参照されてきた歴史があります。

使い方・例文

旧暦の暦注を掲載した日めくりカレンダーや農業用カレンダーに「八専」と記されており、雨が多くなるサインとして使われてきました。

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