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仕覆とは?

しふく

仕覆とは、茶道茶入や棗などの道具を包み守るための袋のことです。

仕覆(しふく)とは、茶道において茶入(ちゃいれ)や棗(なつめ)などの茶道具を入れて保護・保管するための布製の袋のことです。単なる保護袋にとどまらず、道具と一体の美術品として扱われ、点前の中でも重要な役割を果たします。

仕覆は名物裂(めいぶつぎれ)と呼ばれる貴重な織物で作られることが多く、金襴(きんらん)、緞子(どんす)、間道(かんどう)、天鵞絨(びろうど)など様々な格式の高い布地が使われます。形状は胴体部分と底部からなる巾着型が基本で、紐の結び方にも作法があります。

  • 茶入仕覆:陶器の茶入を収める
  • 棗仕覆:漆器の棗を収める
  • 名物裂使用:中国や日本の古渡り裂地を用いた高価なもの

茶会において、亭主が道具を取り出す際に仕覆を丁寧に扱う所作は重要な見どころのひとつです。また、仕覆の裂地の由来や名称を知ることも茶道の深い教養に繋がります。茶入と仕覆は「夫婦」とも表現され、互いに切り離せない関係にあります。

使い方・例文

茶会の準備で、茶入を仕覆に丁寧に収め、紐を結んでから床の間に飾る場面が茶の湯の稽古でよく登場します。

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