仏像とは?
ぶつぞう
仏像とは、仏教における仏陀や菩薩などを象った造形物で、礼拝・信仰の対象として作られた像です。
仏像(ぶつぞう)とは、仏教の信仰対象となる仏陀(釈迦)や菩薩・明王・天部などの諸尊を造形した像の総称です。石・木・金属・土・漆など様々な素材で作られ、礼拝・供養・布教の目的で寺院や礼堂に安置されます。
- 如来(にょらい):悟りを開いた仏陀そのもの。釈迦如来・阿弥陀如来・大日如来など。螺髪(らほつ)という巻き毛や肉髻(にっけい)が特徴。
- 菩薩(ぼさつ):悟りを目指しながら衆生を救う存在。観音菩薩・地蔵菩薩など。装飾品をつけた姿で表される。
- 明王(みょうおう):不動明王など、忿怒(ふんぬ)の表情で煩悩を打ち砕く存在。
- 天部(てんぶ):四天王・弁財天など、仏法の守護者。
仏像の様式は時代や地域によって大きく変化してきました。インドでの発祥当初は仏陀を象徴(足跡・菩提樹など)で表していましたが、紀元前後ごろからガンダーラ地方(現パキスタン・アフガニスタン)でギリシャ彫刻の影響を受けた写実的な仏像が作られ始めました。その後、中国・朝鮮半島を経て日本に伝来し、飛鳥時代から仏像制作が盛んになりました。奈良・平安・鎌倉と時代を経るにつれ、日本独自の写実的・情感豊かな様式へと発展していきます。
日本の代表的な仏像としては、奈良の大仏(東大寺盧舎那仏)・鎌倉の大仏(高徳院阿弥陀如来)・法隆寺釈迦三尊像などが世界的に知られています。
使い方・例文
「旅行で奈良を訪れ、東大寺の大仏(仏像)に圧倒された」「美術館の特別展で飛鳥時代の仏像が展示されている」という場面でよく使われます。
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