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二〇二一年スエズ運河座礁事故とは?

にせんにじゅういちねんすえずうんがざしょうじこ

二〇二一年スエズ運河座礁事故とは、2021年3月に超大型コンテナ船エバーギブンがスエズ運河で座礁し、世界の海上貿易を約6日間にわたって完全に遮断した歴史的な海難事故です。

二〇二一年スエズ運河座礁事故は、2021年3月23日に発生した大規模な海難事故です。台湾の長栄海運が所有する超大型コンテナ船「エバーギブン(Ever Given)」が、エジプトのスエズ運河を南から北へ向けて航行中に強風と砂嵐の影響を受けて操舵不能となり、運河内で斜めに座礁してしまいました。

エバーギブンは全長約400メートル・幅約59メートルという巨大な船体で、まさに運河を斜めに塞ぐかたちで動けなくなりました。スエズ運河はヨーロッパとアジアを結ぶ世界最重要の海上航路のひとつで、世界の海上貿易量の約10〜12%がこの運河を経由するとされています。そのため、座礁によって運河の通航が完全に遮断され、前後に400隻以上の船が立ち往生する事態となりました。

離礁作業は、複数のタグボートによる牽引や浚渫(しゅんせつ)作業が懸命に行われ、3月29日に離礁が完了するまでおよそ6日間を要しました。この間の経済的損失は、1日あたり数十億ドルにのぼるとも推計されており、世界のサプライチェーンに深刻な影響を与えました。

この事故は、グローバルな物流がいかに特定の地点・特定のルートに依存しているかを世界に改めて示した出来事として、物流・海運・国際貿易の脆弱性を議論する文脈で広く引用されます。

使い方・例文

ニュースやサプライチェーンに関する議論の中で、スエズ運河封鎖が自動車部品・電子機器・石油などの供給に世界規模で波及した具体例として、この事故は繰り返し取り上げられます。

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