丹羽宇一郎とは?
にわういちろう
丹羽宇一郎は、伊藤忠商事の社長・会長を務めて経営改革を主導し、のちに駐中国大使も歴任した日本の実業家・外交官です。
丹羽宇一郎(にわ うちろう、1939年〜)は、愛知県出身のビジネスマン・外交官で、伊藤忠商事の社長(1998〜2004年)および会長(2004〜2010年)を歴任した後、民間人初の駐中国大使(2010〜2012年)として外交の世界にも足を踏み入れた人物です。
丹羽が社長に就任した1990年代末、伊藤忠商事はバブル崩壊後の不良資産処理で経営危機に直面していました。丹羽は約4,000億円にのぼる不良資産を一括処理するという当時では異例の大胆な経営判断を下し、会社の財務体質を抜本的に立て直しました。この決断は財界で広く注目を集め、「不良資産一括処理」の先駆例として経営史に記録されています。
駐中国大使時代は、日中関係が尖閣諸島問題などで緊張する難しい局面での着任となり、その言動は国内外から注目されました。任期中のインタビューや発言が物議を醸した場面もありましたが、現場主義の外交姿勢を貫きました。
退任後も講演・著述活動を続け、中国ビジネスや日本企業の在り方、国際関係について積極的に発言しています。民間から政府の重要ポストへ起用された異色のキャリアを持つ人物として知られます。
使い方・例文
「丹羽宇一郎は不良資産の一括処理で伊藤忠を立て直した経営者として、また民間人大使として中国赴任した人物として知られる」という形で紹介されます。
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