下座とは?
しもざ
下座とは、日本の席順の礼儀において出入り口に近い側の席を指し、目上の人への敬意を示す上座・下座の作法の一部です。
下座(しもざ)とは、日本の席次(席順のマナー)において、出入り口に近い側の位置、またはそこに設けられた席のことです。反対に出入り口から遠い、最も奥の席を「上座(かみざ)」と呼びます。上座には地位・年齢・立場が上の人が座り、下座には地位が下の人・ホスト側・案内する側が座るのが一般的な礼儀作法とされています。
上座・下座の考え方は、室町時代から江戸時代にかけての武家礼法・禅の礼法などをルーツとしており、現代の日本のビジネスマナーや冠婚葬祭の場においても広く踏襲されています。
具体的な場面ごとの下座の位置は以下のとおりです。
- 会議室・応接室:出入り口に最も近い席
- 和室(床の間がある場合):床の間から最も遠い出入り口側の席
- エレベーター:操作盤の前(ボタンを操作する役割の席)
- タクシー・車:助手席(運転席の隣)
下座に座ることは単なる遠慮ではなく、相手への尊重と「場を整える」役割を担う積極的な礼儀の表れです。ビジネスの席では若手や担当者が率先して下座に着くことで、円滑な人間関係の構築に役立てます。
使い方・例文
会議室に案内された際、取引先の担当者を上座へ案内し、自分たちは出入り口近くの下座に座った。
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