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三月革命とは?

さんがつかくめい

三月革命とは、1848年3月にドイツオーストリアなど中欧各地で起きた自由主義・民族主義的な市民革命運動の総称です。

三月革命(Märzrevolution)とは、1848年3月を中心ドイツ連邦・オーストリア帝国・プロセンなど中欧各地で相次いで起きた革命運動の総称です。フランスで同年2月に起きた二月革命の影響を受け、ヨーロッパ全土に革命の波が広がった「諸国民の春」の重要な一局面です。

革命の背景には、ウィーン体制(1815年以降の保守的秩序)への不満、経済的格差の拡大、近代的な自由・平等・民族自決への市民の渇望がありました。当時のドイツ語圏では中産市民階級(ブルジョワジー)と職人・労働者が連携し、憲法制定・議会設立・検閲廃止・民族統一などを求めて蜂起しました。

主要な出来事と結果は以下の通りです。

  • ウィーンでは3月13日にメッテルニヒ体制が崩壊し、宰相メッテルニヒが亡命
  • ベルリンでは3月18〜19日に激しい市街戦が起き、プロイセン王が憲法制定を約束
  • フランクフルト国民議会が召集され、ドイツ統一と憲法の草案審議が行われた

しかし各地の革命は1849年までに君主側の反動によって鎮圧され、多くの成果は結実しませんでした。それでも三月革命は、のちのドイツ統一や立憲主義の発展に向けた思想的・政治的な礎となりました。

使い方・例文

世界史の授業では「1848年の三月革命」として、フランス二月革命とともにヨーロッパの自由主義運動の文脈で取り上げられます。

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