一進一退とは?
いっしんいったい
一進一退とは、前進したり後退したりを繰り返して、なかなか決着がつかない状態を表す四字熟語です。
一進一退(いっしんいったい)とは、一方が進んだかと思えば退き、また進むというように、状況が行ったり来たりして一定の方向に定まらない様子を表す四字熟語です。もともとは戦場での攻防や軍勢の動きを表す言葉として使われていましたが、現在ではさまざまな場面で広く用いられています。
「一進」は一歩前進すること、「一退」は一歩後退することを意味し、この両者が繰り返される状況を端的に示します。勝負や交渉の場で優劣が頻繁に入れ替わる場合、また病気の経過が良くなったり悪くなったりして回復が定まらない場合などに使います。
主な使用場面としては以下のようなものがあります。
- スポーツの試合で両者が点を取り合い、リードが入れ替わる状況
- 病気の患者が快方に向かったかと思うと症状が悪化するなど、療養経過が安定しない場面
- 外交交渉やビジネス交渉で合意の見通しが立ったり不透明になったりする局面
- 技術開発や研究において、成果が出たと思えば壁にぶつかる繰り返しの過程
「膠着(こうちゃく)状態」と似た意味ですが、一進一退は動きがある点で異なります。互いに拮抗した力が均衡しているニュアンスを持ち、状況の流動性を表すのに適した表現です。
使い方・例文
両チームが互いに得点を重ねる一進一退の展開となり、試合は最後まで目が離せなかった。
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