ワーレスとは?
わーれす
ワーレスとは、ダーウィンと独立して自然選択説を考案したイギリスの博物学者・生物地理学者で、進化論の共同提唱者です。
アルフレッド・ラッセル・ウォレス(Alfred Russel Wallace、1823〜1913年)は、イギリスの博物学者・探検家・生物地理学者です。日本語では「ワーレス」とも表記されます。独学で自然科学を学び、アマゾン川流域や東南アジア(マレー諸島)で長年にわたるフィールドワークを行いました。
ウォレスの最大の功績は、チャールズ・ダーウィンとは独立して自然選択(自然淘汰)による進化論を考案したことです。1858年にダーウィンへ送った論文がきっかけとなり、両者の論文がリンネ学会で同時発表され、翌年ダーウィンの『種の起源』の出版につながりました。
生物地理学の分野では、東南アジアの動植物相を研究し、現在の「ウォレス線」を提唱したことでも著名です。ウォレス線はアジア区とオーストラリア区の生物相を分かつ仮想的な境界線で、現在も生物地理学の重要概念として用いられています。
ウォレスはしばしばダーウィンの影に隠れがちですが、その独創的な研究は近代生物学の基礎形成に大きく貢献しており、「ダーウィンの影の共同発見者」として近年再評価が進んでいます。
使い方・例文
進化論の歴史や生物地理学を学ぶ際に、ウォレス線やダーウィンとの共同提唱のエピソードとともにその名が挙げられます。
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