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ワン・シューとは?

わんしゅー

ワン・シューは、中国出身の建築家・都市計画家で、中国の伝統的建築の思想と現代建築を融合させた独自の設計哲学により、2012年にプリツカー賞を受賞した人物です。

ワン・シュー(王澍、Wang Shu)は、1963年に中国で生まれた建築家です。南京工学院(現・東南大学)で建築を学んだ後、1997年に妻のルー・ウェンユーとともに「業余建筑工作室(アマチュア・アーキテクチャー・スタジオ)」を設立しました。

ワン・シューの建築哲学の核心は、中国の伝統的な建築技法や素材への深い敬意と、現代的な機能・空間との融合にあります。代表作の多くでは、解体された古い建物の瓦や石材を再利用し、その土地の記憶と歴史を建築の中に織り込む手法が際立っています。

  • 寧波歴史博物館 — 数百万枚の古瓦を使用した外壁が特徴
  • 中国美術学院象山キャンパス — 丘の地形と建築群が一体化した造形
  • 五散房 — 宋代以来の建築様式を現代に解釈

2012年、ワン・シューはアジア人として中国本土出身者として初めてプリツカー賞(建築界のノーベル賞とも称される最高の賞)を受賞しました。受賞理由には、過去と現在の対話、場所の記憶の継承、そして持続可能な素材利用への取り組みが挙げられています。

急速な開発と近代化が進む中国において、失われつつある伝統的な建築文化の価値を再考させる存在として、国内外から高い評価を受けています。

使い方・例文

建築学科の授業や現代建築の展覧会で、中国の伝統と現代デザインの融合例としてワン・シューの寧波歴史博物館がよく取り上げられます。

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