ロールベースアクセス制御とは?
ろーるべーすあくせすせいぎょ
ロールベースアクセス制御とは、ユーザーに「役割(ロール)」を割り当て、その役割に応じてシステムへのアクセス権限を管理するセキュリティモデルです。
ロールベースアクセス制御(Role-Based Access Control/RBAC)とは、システムやデータへのアクセス権限を、個々のユーザーではなく「ロール(役割)」単位で管理するアクセス制御の設計モデルです。ユーザーにロールを割り当て、そのロールが持つ権限によって操作できる範囲が決まります。
たとえば社内システムであれば「管理者」「一般社員」「閲覧専用ユーザー」のようなロールを定義し、それぞれに異なる操作権限を付与します。個人ではなくロールに権限を紐づけることで、異動や退職があっても権限管理が容易になります。
RBACの主なメリットは次のとおりです。
- ユーザー数が多くても権限管理が一元化できる
- 新規ユーザーへのロール割り当てだけで適切な権限が自動的に付与される
- 最小権限の原則(必要最低限の権限だけを与える)を実践しやすい
- 監査やコンプライアンス対応が行いやすい
クラウドサービス(AWSのIAMロール、Google Cloudのロールなど)やWebアプリケーション、データベース管理など幅広い場面で採用されている標準的な手法です。より細かな制御が必要な場合には、属性ベースアクセス制御(ABAC)などに発展させることもあります。
使い方・例文
ECサイトの管理システムで「商品管理者」ロールには商品の登録・編集権限を、「注文管理者」ロールには受注・発送管理のみを許可するといった形で、ロールベースアクセス制御が活用されます。
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