ロベルト・ボラーニョとは?
ろべるとぼらーにょ
ロベルト・ボラーニョとは、チリ出身のスペイン語作家で、20世紀末から21世紀初頭のラテンアメリカ文学を代表する存在です。
ロベルト・ボラーニョ(Roberto Bolaño, 1953〜2003)は、チリ生まれのスペイン語作家で、詩人としてキャリアをスタートさせ、後に小説家として世界的名声を得ました。サンティアゴに生まれ、幼少期にメキシコへ移住。ピノチェト政権下のチリに一時戻った際に短期拘束されたという経験も持ちます。
若年期はメキシコ市を拠点に詩の前衛運動「インフラレアリスモ」を仲間と立ち上げ、既存の文学エスタブリッシュメントに挑戦しました。その後スペインのカタルーニャ地方に移り、生活苦の中でウェイターや夜警など様々な職を経ながら小説の執筆を続けました。
代表作には以下のものがあります。
- 『野生の探偵たち』(1998年)——ロムロ・ガジェゴス賞受賞。詩人たちの放浪と理想を描いた大作
- 『2666』(2004年、死後刊行)——メキシコの連続女性殺人を軸に世界の暴力と文学を問う、20世紀最大の小説のひとつと評される大作
- 『チリ夜想曲』『ホビット』など中短編
50歳で肝不全により早世したにもかかわらず、没後に英訳が相次いで刊行され、英語圏でも高い評価を受けました。文学・歴史・暴力・망命といったテーマを複雑に絡ませる語り口は、多くの現代作家に影響を与えています。
使い方・例文
「ボラーニョの『2666』は5部構成の大河小説で、ラテンアメリカ文学の新たな古典として世界中の読書人に読まれています。」
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