本文へスキップ

レーザー変位計とは?

れーざーへんいけい

レーザー変位計とは、レーザー光を対象物に照射してその反射から距離や変位を非接触で高精度に計測する産業用計測器です。

レーザー変位計とは、レーザー光線を対象物の表面に照射し、反射・散乱した光を受光素子で捉えることで、センサーから対象物までの距離や対象物の変位(位置の変化量)を非接触で計測する機器です。製造ライン品質検査研究開発などで幅広く活用されています。

計測の主な原理には次の二種類があります。

  • 三角測距方式:斜めに照射したレーザーの反射像がCCDやCMOSセンサー上に結ぶ位置の変化から距離を算出。比較的近距離の高精度計測に向く
  • TOF(Time of Flight)方式:レーザーを発射してから反射光が戻るまでの時間を計測して距離を算出。長距離計測に向く

レーザー変位計の特長は、接触せずに計測できる点にあります。柔らかい素材・高温物体・高速で動く物体など、接触式センサーでは計測が困難な対象でも計測可能です。また、数マイクロメートル(μm)単位の分解能をもつ製品も多く、精密部品の寸法検査や微小振動の分析にも使われます。

産業現場では、自動車部品や電子部品の厚み・高さ・反り・段差の検査、ロボットアームの位置制御、橋梁や建築物の変形モニタリングなど多岐にわたる用途があります。計測結果はアナログ電圧・デジタル信号・各種通信インターフェース(RS-232、Ethernet等)で出力され、生産管理システムと連携することも一般的です。

使い方・例文

スマートフォンの液晶パネルを製造する工程で、ガラス基板の反りや厚みをラインを止めずにリアルタイム検査する場面では、レーザー変位計が非接触センサーとして活躍しています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

同じ読みのことば

「れーざーへんいけい」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

関連用語