ルルドの聖母大聖堂とは?
るるどのせいぼだいせいどう
ルルドの聖母大聖堂は、フランス・ルルドに建てられたカトリックの大聖堂で、聖母マリアの出現が伝わる世界有数の巡礼地です。
ルルドの聖母大聖堂(Basilique de l'Immaculée-Conception)は、フランス南西部のピレネー山麓にある町ルルドに位置するカトリックの聖地です。1858年、14歳の少女ベルナデット・スビルーが洞窟(グロット)で聖母マリアの幻視を体験したと伝えられ、その後この地は世界的な巡礼地となりました。
聖母の出現後、洞窟から湧き出た泉の水が病を癒やすという奇跡の伝承が広まり、ローマ教皇庁も複数の奇跡を公式に認定しています。これを受けて19世紀後半から大規模な聖堂建設が進められ、現在では「無原罪懐胎大聖堂」「ロザリオ聖堂」「ピウス10世地下聖堂」という3つの大聖堂が重なるように建てられた複合施設となっています。
特にピウス10世地下聖堂は収容人数が2万人を超える巨大な空間で、大規模な巡礼ミサに対応しています。毎年推定数百万人の巡礼者が世界各地から訪れ、ロウソクを手に行列する「聖体行列」や「夜のロウソク行列」は特に有名な儀式です。
病気の治癒を願う人々が湧き水に身を浸す「沐浴場」も広く知られており、信仰だけでなく医学的な観点からも多くの研究者が注目してきました。ルルドはカトリック世界における最も重要な聖母出現の地として、バチカンに次ぐ規模の巡礼地とされています。
使い方・例文
ルルドの聖母大聖堂は、難病や重い障害を抱えた巡礼者が「奇跡の水」による癒しを求めて訪れる場として有名です。毎年夏には世界各国から数十万人規模の大巡礼団が集まり、ロウソクの光が幻想的な夜の行列が行われます。
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