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リチャード・ハミルトンとは?

りちゃーどはみるとん

リチャード・ハミルトンは、「リッチフロー」という幾何学的手法を考案し、ポアンカレ予想解決の基礎を築いたアメリカの数学者です。

リチャード・ハミルトン(1943年〜)はアメリカ数学者で、微分幾何学・幾何解析の分野で傑出した業績を残しています。コーネル大学コロンビア大学などで教鞭をとり、長年にわたり最前線の研究を続けています。

彼の最も重要な貢献は、1982年に導入した「リッチフロー(Ricci flow)」です。これは多様体(高次元の幾何学的空間)の形状を、リッチ曲率テンソルに従って時間とともに滑らかに変形させる方程式であり、凸凹のある空間を徐々に均質化する道具として機能します。

ハミルトンはこのリッチフローを用いれば、3次元多様体の位相的性質を分類できると考え、ポアンカレ予想(3次元球面の特徴付け)の解決に向けた研究プログラムを提唱しました。その後、グリゴリー・ペレルマンがハミルトンのリッチフロー理論を発展させ、2002〜2003年に「リッチフローと手術」の手法でポアンカレ予想を証明しました。

ペレルマンはフィールズ賞を受賞しましたが辞退したことで世界的に注目されました。一方、ハミルトンはその礎となる理論を築いた功績から数学界で高く評価されており、ショックレー賞など複数の賞を受けています。

使い方・例文

位相幾何学や微分幾何学の研究文脈でポアンカレ予想の証明過程を学ぶとき、「リッチフロー」としてハミルトンの名前が必ず登場します。

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